火造り鍛造菱目打ちのような柄が四角や平らな形状の場合、ドリルチャックで掴むのは難しくなります。
そこで、四角いもの用に新規にアタッチメントを製作しました。
2019年製作分からは、全体が金属製に仕様変更しました。
写真の工具のようなものを使うために作りました。
アタッチメント内径は17ミリですが、円形ですので四角いものを入れる場合、一辺17ミリの四角形は入りません。
例えば正方形の場合は12ミリ程度になります。
平たい工具ほど横に大きくても取り付けられます。
標準のドリルチャックと同じように取り付けます。
まず、ドリルチャックにチャックキーを挿して片手で掴み動かないようにしてからもう片方の手でスパナなどでドリルチャック上部の六角ナットを反時計回りに回して外します。
外す前にドリルチャックにマジックなどで正面位置を印して元通りの位置に戻せるようにして下さい。
基本的には、ハンドルを下げた状態で、クオイオ底板から約90ミリの位置に最下部が来るようにしてください。
取り付ける工具の長さによっては、高さを調節してください。
丸い柄の工具をつけるときと同じように、刃先をゴムにつけた状態でハンドルを半分より少ししたくらいに上げて付属の六角レンチを使いボルトを締めて固定します。
ボルトによる固定は、非常に保持力が強く、ドリルチャック以上です。
これだけの歯数があっても苦も無く開けられます。
その代償といいますか、かなりの力でボルトが締めこまれるので、跡が残ってしまいます。
何か硬いものを挟めばそれが身代わりになると思いますが、傷はつくものだと思ってください。